家計・節約

5人家族の家計を見直した方法|通信費・保険・車で実践したこと

2026年9月12日

わが家は、夫婦と子ども3人の5人家族です。

教育費や住宅ローンなど、今後も大きな支出が続きます。そのため、ただ支出を減らすのではなく、家族に必要なものを残しながら、契約内容や買い方が現在の暮らしに合っているかを定期的に確認しています。

実際に通信回線を整理した結果、通信・テレビ関連費は月14,194円から月11,096円になりました。一方、自動車保険は比較して乗り換えたものの、前年より5,240円高くなっています。

家計の見直しは、必ずしもすべての支出を前年より安くすることではありません。この記事では、通信費、保険、車、住宅設備などについて、わが家が実際に見直した内容と、その結果をまとめます。

この記事でわかること

  • 5人家族で実際に見直した家計項目
  • 通信費を月3,098円削減した回線の組み合わせ
  • 自動車保険を毎年同じ条件で比較している理由
  • 貯蓄性保険を解約し、保障と資産形成を分けた経緯
  • 車の購入価格だけでなく売却価格も考える方法

わが家が見直した家計項目

今回まとめる内容は、次のとおりです。

見直した項目実践したこと確認できた結果
通信費家族全員の回線と利用状況を確認年37,176円削減
自動車保険継続見積もりと他社の新規見積もりを同条件で比較前年より年5,240円増加
米ドル建終身保険保障と資産形成を分けて考え、夫婦分を解約払込額より解約返戻金が115,765円多かった
購入時からリセールを意識し、売却時も比較直近2台は購入価格の約84%で売却
太陽光発電・蓄電池11年間の売電収入と利用実績を確認単純な元取りだけでは判断しない

通信費のように削減額を明確に計算できる項目もあれば、車や太陽光発電のように、利便性や売却価格、自家消費なども含めて考える必要がある項目もあります。

すべてを無理に年間削減額へ換算せず、確認できた事実だけを分けて整理します。

通信費は契約者ではなく実際の利用者から見直した

通信費を見直す前は、私が利用している日本通信SIMと楽天モバイル、妻が利用するY!mobile回線と、子ども名義のY!mobile回線、自宅の楽天ひかり、テレビ視聴費用を合わせて月14,194円でした。

契約内容を確認すると、Y!mobileの2回線目は利用頻度が低く、主に長男が待ち時間にYouTubeを見るために使っていました。一方、長女には学校や習い事へ行くときの連絡手段が必要でした。

そこで、次のように整理しました。

  • 私のメイン回線:日本通信SIM
  • 私のサブ回線:楽天モバイル
  • 妻:Y!mobileから日本通信SIMへ乗り換え
  • 長女:子ども名義のY!mobileから楽天モバイルへ乗り換え
  • 長男・次女:専用回線なし

見直し後の通信・テレビ関連費は月11,096円です。

比較月額年額
見直し前14,194円170,328円
見直し後11,096円133,152円
削減額3,098円37,176円

単に安い回線へ変えるのではなく、誰が、どのような目的で使っているのかを確認したことで、必要な連絡手段を残しながら回線を整理できました。

詳しい契約内容や楽天モバイルの家族割引・こども割、あんしんコントロールを含めた料金は、「家族の通信費を月約1万円へ見直した|日本通信SIMと楽天モバイルの使い分け」で紹介しています。

自動車保険は安くならなくても毎年比較する

私は10年以上、自動車保険の更新時期になるたびに複数社の見積もりを取っています。

2025年はチューリッヒで年間26,500円、2026年はアクサで年間31,740円でした。2026年は前年より5,240円高くなっています。

ただし、前年の26,500円は新規契約時のインターネット割引が大きく、特に安く契約できた年でした。更新時には、チューリッヒを継続した場合の見積もりだけでなく、他社へ乗り換えた場合の新規見積もりも取得しています。その結果を同じ補償条件で比較し、2026年はアクサへ乗り換えました。

保険会社年間保険料
2025年チューリッヒ26,500円
2026年アクサ31,740円
前年との差5,240円増加

この結果からも、前年の保険料だけを基準にして「高くなった」「安くなった」と判断するのは難しいことが分かります。新規契約時と継続時では、適用されるインターネット割引が異なるためです。

私が毎年確認しているのは、「前年より安い会社」ではなく、「現在の保険会社を継続した場合」と「他社へ乗り換えた場合」のどちらが、その年の条件に合っているかです。対人・対物賠償、車両保険、年齢条件、運転者の範囲などをそろえ、割引適用後の年間保険料を確認してから契約しています。

保険料を下げるために必要な補償を削るのではなく、必要な補償を確保したうえで比較することを重視しています。

実際の補償内容と比較方法は、「自動車保険を10年以上毎年比較する理由|ネット割引で保険料を抑える方法」で詳しく紹介しています。

米ドル建終身保険を解約し、保障と資産形成を分けた

わが家では、教育費の準備も兼ねて、2019年に夫婦で米ドル建終身保険へ加入しました。

その後、インデックス投資などを学ぶなかで、保険は保障、資産形成は投資と役割を分けた方が、わが家には合っていると考えるようになりました。そこで、2022年10月に夫婦2人分を解約しました。

内容金額
夫婦の払込保険料4,928,595円
解約返戻金5,044,360円
差額115,765円

結果として払込額より解約返戻金の方が約11万6,000円多く、元本割れによる解約ではありませんでした。

ただし、この差額を毎年の節約額とは考えていません。家計を見直したポイントは、契約を続けるかどうかを過去の判断に縛られず、現在の資産形成方針に合わせて決め直したことです。

加入から解約までの経緯と実際の金額は、「ドル建て終身保険を解約した理由|教育費をインデックス投資で準備するまで」で紹介しています。

車は購入価格だけでなく売却価格まで考えた

車は家計への影響が大きい支出です。私は新車を購入するとき、値引き額だけでなく、数年後にどのくらいで売却できそうかも意識しています。

実際に、ヴェルファイアとNOAHは次の金額で購入・売却しました。

購入価格売却価格購入価格に対する売却額
ヴェルファイア約420万円355万円約84.5%
NOAH S-G379.3万円320万円約84.4%

2台とも、約3年乗った後に購入価格の約84%で売却できました。

もちろん、3年ごとの乗り換えが長期保有より必ず安いとは言えません。車種、グレード、色、装備、走行距離、中古車相場などによって売却額は変わります。

私の場合は、家族で使いやすいことを前提に、白いボディカラー、両側パワースライドドア、後席モニターなど、中古車でも需要がありそうな仕様を選んできました。また、売却時にはディーラーの下取りだけで決めず、買取価格を比較しています。

実際の購入額、売却額、乗り換え時の追加額は、「新車を3年で乗り換えるのは高い?ヴェルファイア・NOAHの購入額と売却額を公開」にまとめています。

太陽光発電と蓄電池は11年間の実績で考えた

自宅には、9.24kWの太陽光発電と7.2kWhの蓄電池を設置しています。セキスイハイムのスマートパワーステーションに住み始めてから、約11年間利用してきました。

太陽光発電については、設置費用と売電収入だけで単純に元が取れたかを判断するのが難しいと感じています。

わが家の場合、太陽光発電と蓄電池は住宅価格に含まれており、設備ごとの正確な導入費用を分けられません。また、固定価格買取制度の期間が終わった後は売電単価が下がっていますが、発電した電気を家庭で使う自家消費の価値もあります。

そのため、売電収入だけで得か損かを断定せず、11年間の実績と、停電への備えや自家消費も含めて考えています。

実際の発電設備と売電実績は、「太陽光発電は元が取れた?スマートパワーステーションで11年使った売電収入と実績」で公開しています。

日常の買い物も「一度比較してから決める」

固定費や高額な支出だけでなく、日常の買い物でも購入前に比較するようにしています。

家電は価格.comで相場やモデルチェンジの時期を確認し、近隣の家電量販店を数店舗回って、価格だけでなく保証や設置条件も含めて決めています。

家電を比較するときに確認している内容は、「価格.comを使って家電を安く買う方法|比較するときに確認しているポイント」で詳しく紹介しています。

また、Apple製品を購入するときは、楽天市場でApple Gift Cardを購入し、楽天リーベイツを経由してApple公式サイトで注文する方法も利用しています。

実際の購入手順と注意点は、「Apple製品を少しでも安く買う方法|楽天でApple Gift Cardを購入して楽天リーベイツを使う手順」で紹介しています。

楽天ポイントを貯めること自体を目的に不要なものを買うのではなく、もともと購入する予定のものについて、使える仕組みがあれば活用する方針です。

楽天のサービスを実際にどのように使っているかは、「楽天経済圏で実際に使っているサービスを公開|改悪後も続ける理由」でまとめています。

家計改善で大切にしている3つのこと

これまでの見直しを振り返ると、共通している考え方は次の3つです。

1.家族全体で契約を並べる

通信費では、支払う人ごとではなく、家族全員が使っている回線を並べたことで、利用頻度の低い契約に気づきました。

保険やサブスクリプションなども同じように、家族全体で契約内容を確認することが出発点になります。

2.金額だけでなく必要な役割を確認する

最も安いサービスを選ぶことが、必ずしも家族にとって最適とは限りません。

長女の連絡手段、自動車保険の車両保険、太陽光発電の停電対策など、必要な役割を残したうえで費用を比較しています。

3.一度決めた契約も定期的に見直す

加入時には必要だった契約でも、家族構成や使い方、制度、料金は変わります。

自動車保険は更新時、通信費は家族の使い方が変わったとき、高額な買い物は購入前というように、見直すタイミングを決めておくと確認しやすくなります。

まとめ|削るだけでなく、現在の家族に合う形へ整える

わが家では、通信費、保険、車、住宅設備、買い物の方法を一つずつ見直してきました。

通信費は月14,194円から月11,096円となり、年間37,176円を削減できました。一方、自動車保険は前年より5,240円高くなりました。前年は新規契約割引によって特に安かったため、更新時には継続見積もりと他社の新規見積もりを同じ補償条件で比較し、アクサを選びました。

米ドル建終身保険は、保障と資産形成を分ける方針に変更しました。車は購入価格だけでなく売却価格まで考え、太陽光発電と蓄電池は売電収入以外の役割も含めて判断しています。

家計改善の目的は、すべての支出を最安にすることではありません。

家族に必要なものへお金を使いながら、使っていない契約や現在の暮らしに合わない仕組みを減らすことが、わが家に合った家計の見直しだと考えています。

  • この記事を書いた人

みらい所長

大手メーカーに勤務する50代、3児の父。2019年からインデックス投資と高配当株を中心に資産形成を続けています。2026年には3人目の子どもの誕生を機に約2か月の育児休業を取得しました。資産形成、教育費、FIRE、家計、育児、相続など、自分で経験したことを実際の数字とともに発信しています。

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