家計・節約

新車を3年で乗り換えるのは高い?ヴェルファイア・NOAHの購入額と売却額を公開

2026年9月6日

「新車は長く乗った方が得」

以前は私も、車は長く乗るほど経済的だというイメージを持っていました。

しかし現在は、少し違う乗り方をしています。

新車を購入するときからリセールバリューを意識し、3年程度乗ったところで売却して、次の新車へ乗り換える方法です。

実際にヴェルファイアは約420万円で購入して355万円、NOAHは379.3万円で購入して320万円で売却できました。

どちらも購入価格に対して約84%の金額で売却できたことになります。

もちろん、「3年で新車へ乗り換えれば必ず得」という話ではありません。

長く乗れば新車を買う回数を減らせる一方で、車検や消耗品、故障などの費用が増え、車の売却価値も年数とともに下がっていきます。

私はそれらを含めて考えると、リセールの良い車を3年程度で乗り換える方法は、想像するほど割高ではないのではないかと考えています。

この記事では、実際に購入・売却した金額を公開しながら、私が車を買うときに考えていることを紹介します。

この記事でわかること

  • 私が新車を3年程度で乗り換えている理由
  • ヴェルファイアとNOAHの実際の購入価格・売却価格
  • リセールを考えて選んだ色や装備
  • ディーラー下取りではなく一括査定を利用している理由
  • 3年で乗り換える場合と長く乗る場合の考え方
  • 現在のVOXYを3年後に売却する予定である理由

私の車歴|車はすべて新車で購入

これまで所有してきた車は、基本的にすべて新車で購入しています。

最近の車歴を整理すると、次のようになります。

購入価格所有期間売却価格
VOXY TRANS-X実際の支払額 約270万円約7年70万円
ヴェルファイア約420万円約2年11か月355万円
NOAH S-G379.3万円約2年7か月320万円
VOXY S-G381.9万円2025年8月~3年後に売却予定

最初のVOXYを購入するときは、それまで乗っていたレガシィを30万円で下取りに出し、実際に支払った金額が約270万円だったと記憶しています。

このVOXYには約7年間乗り、一括査定を利用して買取専門店へ70万円で売却しました。

その後から、私の車の買い方が大きく変わりました。

ヴェルファイアからリセールを強く意識するようになった

2019年にヴェルファイアを購入するときは、購入時点から3年後の売却を意識していました。

購入価格は約420万円です。

グレードはZ系を選び、リセールも意識して、

  • ボディカラーは白
  • 後席モニター
  • 両側パワースライドドア

などを選びました。

もちろん、これらの装備を付ければ必ず高く売れるという意味ではありません。

当時の中古車需要などを見ながら、「売るときにも需要がありそうな仕様」を意識して選んだということです。

ヴェルファイアは2019年12月に納車され、2022年11月に売却しました。

所有期間は約2年11か月。

購入価格約420万円に対して、売却価格は355万円でした。

420万円 − 355万円 = 65万円

約3年間乗って、購入価格と売却価格の差は約65万円でした。

購入価格に対する売却価格の割合を単純計算すると、約84.5%です。

この経験から、車は「いくらで買うか」だけでなく、「いくらで売れるか」まで考えて買うことが大切だと改めて感じました。

420万円のヴェルファイアも、前の車を売れば持ち出しは350万円

車を乗り換えるとき、私は購入価格だけではなく、前の車の売却代金も合わせて考えています。

ヴェルファイアの購入価格は約420万円でした。

しかし、その前に乗っていたVOXYを70万円で売却しています。

その70万円を次の車の購入資金として考えれば、

420万円 − 70万円 = 350万円

となります。

つまり、ヴェルファイア自体の購入価格は420万円ですが、乗り換え時に新たに用意した金額という見方では約350万円です。

この「購入価格」と「乗り換えるために追加で必要だった金額」は、分けて考えるようにしています。

約3年後、355万円で売却してNOAHへ

ヴェルファイアの次に選んだのが、NOAH S-Gです。

購入したのは2022年5月で、納車は2023年1月でした。

新車購入価格は379.3万円です。

ヴェルファイアを355万円で売却しているため、単純に差額を見ると、

379.3万円 − 355万円 = 24.3万円

です。

もちろん税金や維持費などを無視した単純比較ですが、約3年間乗ったヴェルファイアを売却し、購入価格との差額24.3万円で次の新車へ乗り換えられたことになります。

この経験は、私が「3年で新車へ乗り換えるのは、本当にぜいたくなのだろうか」と考えるきっかけにもなりました。

NOAHはリセールだけでなく燃費と家族での使いやすさも考えた

ヴェルファイアはリセールをかなり意識して選びました。

一方、NOAHでは少し考え方を変えています。

リセールだけではなく、燃費も考慮しました。

また、トヨタのファミリーカーであれば中古車になっても一定の需要があり、売却するときにも価格が付きやすいのではないかと考えました。

家族で使う車なので、実用性も重要です。

NOAH S-Gでは、

  • 後席モニター
  • 両側パワースライドドア
  • ETC
  • 9インチナビモニター
  • ドライブレコーダー

という仕様にしました。

こちらも購入時から、3年程度で売却することを考えて選んでいます。

NOAHも約3年後に320万円で売却

NOAH S-Gの購入価格は379.3万円でした。

2025年に売却した金額は320万円です。

379.3万円 − 320万円 = 59.3万円

約2年7か月乗って、購入価格との差は59.3万円でした。

購入価格に対する売却価格の割合は、単純計算で約84.4%です。

ヴェルファイアが約84.5%だったので、偶然ではありますが、2台続けて購入価格の約84%で売却できたことになります。

購入価格売却価格差額購入価格に対する売却額
ヴェルファイア約420万円355万円約65万円約84.5%
NOAH S-G379.3万円320万円59.3万円約84.4%

この数字を見ると、少なくとも私のケースでは、3年程度で新車を乗り換える方法が想像していたほど大きな負担にはなっていません。

ただし、車種、グレード、走行距離、傷の有無、中古車相場などによって売却価格は大きく変わります。

同じ結果になるとは限らない点には注意が必要です。

NOAHの売却ではMOTAの一括査定を利用

NOAHを売却するときは、MOTAの車買取一括査定を利用しました。

私は車を売るとき、ディーラーの下取り価格だけで決めるのではなく、買取価格を比較するようにしています。

最初のVOXYやヴェルファイアの売却時にも一括査定を利用しました。

10年以上前に利用したサービスについては名前を覚えていませんが、複数社を比較してから売却するという考え方は以前から変わっていません。

車のリセールを意識して購入しても、最後の売却価格が低ければ意味がありません。

そのため、買うときだけでなく、売るときにも比較することを大切にしています。

NOAHからVOXYへの乗り換えでは61.9万円を追加

NOAHを320万円で売却した後、現在のVOXY S-Gを購入しました。

VOXYは2024年12月に契約し、2025年8月に納車されました。

購入価格は381.9万円です。

NOAHの売却額320万円との差は、

381.9万円 − 320万円 = 61.9万円

です。

つまり、NOAHからVOXYへの乗り換えでは、車両価格だけを単純比較すると61.9万円を追加して新車へ乗り換えたことになります。

ヴェルファイアからNOAHへの追加額は24.3万円だったため、直近2回の乗り換えで追加した金額は、

24.3万円 + 61.9万円 = 86.2万円

です。

約3年ごとに新車へ乗り換えていると聞くと、大きなお金を使い続けているように感じるかもしれません。

しかし、前の車を高く売却できれば、次の車を購入するための追加資金をある程度抑えることができます。

現在のVOXYも3年後の売却を予定

現在乗っているVOXY S-Gも、新車で購入しました。

購入価格は381.9万円です。

今回は黒を選びました。

装備についてはNOAHとほぼ同じで、

  • 後席モニター
  • 両側パワースライドドア
  • ETC
  • 9インチナビモニター
  • ドライブレコーダー

を付けています。

NOAHでも特に不満はありませんでした。

ただ、同じ車に乗り続けるより、次は違う車に乗ってみたいという気持ちもあり、今回はVOXYを選びました。

このVOXYについても、3年程度で売却する予定です。

3年後に実際いくらで売れるのかは分かりません。

その結果については、売却したときに改めて記録したいと思っています。

車を乗り換えると、車両価格だけでなく、自動車保険の見直しも必要になります。

私は自動車保険についても、更新のたびに複数社の保険料と補償内容を比較しています。現在のVOXYの補償内容や、10年以上比較を続けてきた理由は、「自動車保険を10年以上毎年比較する理由|ネット割引で保険料を抑える方法」で紹介しています。

なぜ私は3年で新車を乗り換えるのか

3年で乗り換えている理由は、リセールバリューだけではありません。

一つは、初回車検を迎える前に売却できることです。

長く乗れば、車検だけでなく、タイヤやバッテリーなどの消耗品交換も増えていきます。

さらに年数が経過すれば、故障や修理の可能性も高くなります。

もちろん、それらの費用を払って一台の車に長く乗る方法もあります。

長期保有の方が結果的に安くなるケースもあるでしょう。

ただ私は、

車検や消耗品にお金を使いながら車の価値が下がっていく期間まで乗るのか、それとも価値が比較的高いうちに売却して次の新車へ乗り換えるのか

という視点で考えています。

長く乗るより3年で買い替えた方が安い?

ここは、私自身も興味を持っているところです。

ヴェルファイアは約420万円で購入して、約3年後に355万円。

NOAHは379.3万円で購入して、約3年後に320万円。

実際の値下がり額は、それぞれ65万円と59.3万円でした。

一方、同じ車を5年、7年と乗り続ければ、車検費用や消耗品交換、整備費などが発生します。

さらに車齢が上がるため、売却価格も3年時点より下がる可能性があります。

そのため私は、トータルで考えると3年ごとの買い替えも、長期保有と比べてそれほど割高ではないのではないかと考えています。

ただし、これは現時点での私の考えです。

車検を安く済ませ、故障もなく、同じ車に10年以上乗るのであれば、長期保有の方が安くなる可能性は十分あります。

反対に、3年後の中古車相場が下落していれば、私が実践している方法の負担は大きくなります。

したがって、「3年で買い替えた方が必ず得」と結論づけることはできません。

私が重視しているのは、購入価格だけで判断しないことです。

新車に乗る楽しさも大切にしている

もう一つ、数字だけでは表せない理由があります。

新車に乗ると、やはり気分が良いです。

新しい装備を使ったり、きれいな車で家族と出かけたりすることには、金額だけでは測れない満足感があります。

私は車の維持費をとにかく最小化することだけを目標にしているわけではありません。

家計への負担を考えながら、家族で使いやすい車を選び、新車に乗る楽しさも得たいと考えています。

そのために、リセールバリューを意識しています。

高く売ること自体が目的ではなく、次の車へ乗り換える負担を小さくするために、売却時の価値まで考えて購入するという感覚です。

私が車を購入するときに意識していること

これまでの経験から、現在は次のようなことを考えて車を選んでいます。

まず、家族で使いやすいこと。

そのうえで、中古車市場でも需要がありそうな車種を選びます。

色や装備についても、売却時に需要がありそうかを意識します。

そして購入時点から、おおよその売却時期を決めています。

現在は3年程度が基本です。

最後に、売却するときは一社だけで決めず、複数社の査定を比較します。

買うときにリセールを考え、売るときにも比較する。

これが、現在の私の車の買い方です。

まとめ|車は購入価格だけでなく「売る価格」まで考える

車を長く乗るか、短期間で乗り換えるか。

どちらが正解とは言えません。

私自身、以前のVOXYには約7年間乗っていました。

その後、ヴェルファイアを購入した頃からリセールバリューを強く意識するようになり、現在は約3年で新車へ乗り換えるスタイルになっています。

実際に、

ヴェルファイア:約420万円 → 355万円で売却

NOAH:379.3万円 → 320万円で売却

という結果になりました。

そして現在は381.9万円で購入したVOXY S-Gに乗っています。

3年後にいくらで売却できるかは、まだ分かりません。

だからこそ、今後も実際の数字を記録していきたいと思っています。

車は大きな買い物です。

だから私は「できるだけ安い車を買う」という考え方だけではなく、

いくらで買い、何年間使い、最後にいくらで売れるのか

まで含めて考えるようにしています。

そしてもう一つ、新車に乗ることで得られる楽しさも大切にしています。

お金を使わないことだけが家計改善ではありません。

自分や家族が価値を感じるところにはお金を使い、その負担をできるだけ抑える。

私にとって、リセールバリューを意識した車選びは、その一つです。

  • この記事を書いた人

みらい所長

大手メーカーに勤務する50代、3児の父。2019年からインデックス投資と高配当株を中心に資産形成を続けています。2026年には3人目の子どもの誕生を機に約2か月の育児休業を取得しました。資産形成、教育費、FIRE、家計、育児、相続など、自分で経験したことを実際の数字とともに発信しています。

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