家族・教育

子どもの習い事は多すぎる?送迎を担当して見えた時間と年間約140万円の現実

わが家には、小学生の長女、幼児園に通う長男、0歳の次女がいます。

長女は平日ほぼ毎日、さらに土日もサッカーの練習や試合があります。長男も幼児園の保育時間内に、複数のスポーツに取り組んでいます。

習い事にかかる月謝は、長女と長男を合わせて月10万6,500円。年会費や合宿代なども含めると、年間約140万円です。幼児園に関する費用や、0歳の次女に今後かかる費用は含めていません。

金額だけを見ると、わが家でも「多い」と感じます。私自身、子どもの頃に経験した習い事は、小学3年生から始めたスイミングだけでした。

ただし、現在は家計が苦しいわけでも、送迎そのものを負担に感じているわけでもありません。

育児休暇中に送迎の中心を担って気づいたのは、習い事の数だけで「多すぎる」と判断するのではなく、それぞれの目的と本人の意思を確認することが大切だということでした。

この記事では、わが家の習い事にかかる費用と送迎スケジュール、続けている理由、今後の見直し方について紹介します。

この記事でわかること

  • 子ども2人の習い事にかかる月謝と年間費用
  • 平日と土日に必要となる送迎時間
  • 習い事が増えた理由と、現在も続けている目的
  • 育児休暇中は対応できても、復職後に心配していること
  • 習い事を継続するか、やめるかを決める基準

わが家の習い事は平日ほぼ毎日ある

現在、長女は6種類、長男は3種類の習い事やスポーツ活動を続けています。

教室名やクラブ名は、個人が特定される可能性を避けるため、一般的な名称に置き換えています。

長女の週間スケジュール

曜日習い事時間
月曜日サッカースクール16:10~17:20
火曜日体操教室16:30~17:40
水曜日ピアノ16:00~16:30
水曜日サッカークラブの練習16:45~18:00
木曜日体操教室16:30~17:40
金曜日スイミング15:30~16:30
金曜日オンライン学習教室18:00~19:30
土・日曜日サッカーの練習・試合午前または午後の半日

外出が必要な平日の習い事は、移動に片道約20分かかります。

習い事の時間が約1時間でも、往復の移動を加えると、必要な時間は約1時間40分です。水曜日はピアノとサッカーが続くため、16時前から18時過ぎまで予定がつながります。

習い事の間は、見学するか、待ち時間に買い物を済ませています。何もできないわけではありませんが、時間を自由に使えるわけでもありません。

長男は幼児園の保育時間内に取り組んでいる

長男は、幼児園の保育時間内に次の活動をしています。

  • バスケットボール:月・火・金曜日
  • 体操:水・金曜日
  • サッカー:月・水曜日

活動ごとの送迎は必要ありません。ただし、育児休暇中は通園バス代を節約するため、私が幼児園まで送迎しています。

朝は8時から9時ごろ、夕方は16時30分から17時30分ごろが送迎時間です。火曜日と木曜日は長女の体操と組み合わせ、予定が重なって成立しない部分は妻と分担しています。

育児休暇中の一日の流れについては、「男性育休中の1日を公開|3児の父が担当する家事・育児とリアルな生活」で詳しく紹介しています。

月謝は2人で月10万6,500円

現在支払っている月謝は、次のとおりです。

長女の月謝

習い事月額
サッカースクール10,000円
体操教室15,000円
ピアノ10,000円
スイミング10,000円
オンライン学習教室10,000円
サッカークラブ16,500円
合計71,500円

長男の月謝

習い事月額
バスケットボール7,000円
サッカー14,000円
体操14,000円
合計35,000円

長女と長男を合わせると、月謝は月10万6,500円です。

年間では、次の金額になります。

10万6,500円×12か月=127万8,000円

長男の保育料は幼児教育・保育の無償化の対象で、現在は支払っていません。通園バスを利用する場合は月7,000円かかりますが、育児休暇中は私が送迎しているため利用していません。

年会費や合宿代を含めると年間約140万円

習い事にかかる費用は、毎月の月謝だけではありません。

毎年かかる主な費用は、次のとおりです。

項目年額
長女のサッカー合宿42,000円
長女のピアノ発表会10,000円
長男のバスケットボール合宿10,000円
4つの習い事の年会費48,000円
合計110,000円

月謝の年間127万8,000円に、毎年かかる費用11万円を加えると、年間138万8,000円です。

さらに、入会時などには次の費用もかかりました。

  • 長女のサッカーユニフォームなど:50,000円
  • 長男のバスケットボールユニフォーム:7,000円

ユニフォーム代まで含めると、支出した年は約144万5,000円になります。

ここで示した月10万6,500円は、今回取り上げた長女と長男の月謝だけを合計した金額です。

家計簿では、幼児園などに支払う費用も含めて「学費・通常の習いごと」として集計しているため、月平均額は約13万1,000円になります。対象範囲が異なるため、2つの金額は一致しません。

わが家の生活費全体に占める教育費の大きさについては、「5人家族の生活費は月平均約43万円|子ども3人家庭の家計を公開」でまとめています。

習い事が多くなったのは幼児園の環境がきっかけ

わが家では、最初から多くの習い事をさせようと計画していたわけではありません。

長男が通う幼児園では、保育時間内に複数のスポーツに取り組めます。その環境の中で自然に始め、子どもの可能性を広げたいと考えて続けてきました。

長女についても、本人がやりたいと言ったものと、親が目的を持って始めたものがあります。

習い事ごとの目的は、次のとおりです。

サッカーは長女が最も好きなもの

長女が現在最も好きなのは、サッカーです。

クラブチームの練習や試合に加えて、育児休暇中に別のサッカースクールも始めました。本人の「やりたい」という意思がはっきりしているため、できるだけ応援したいと考えています。

水泳は基本的な泳力を身につけるため

水泳を始めた目的は、大人になって水の事故に遭わないよう、基本的な泳ぎを身につけてほしいと考えたためです。

以前は週2回通っていましたが、現在は週1回に減らしています。

体操は親として可能性を感じている

体操は、親として長女の可能性を感じている習い事です。

本人も嫌がっていないため、スイミングを週2回から週1回に減らし、育児休暇中に火曜日の体操を始めました。

徒歩圏内だったスイミングから、車で移動する体操へ変更したことで、送迎に必要な時間は増えています。

ピアノは長女本人が希望した

ピアノは、長女が自分から「やりたい」と言って始めました。

親が可能性を考えて始めた習い事とは異なり、本人の希望が出発点です。

学習教室は将来の中学受験に備えるため

オンライン学習教室は、私が友人から話を聞き、将来の中学受験に備えるために始めさせました。

自宅で受講できるため移動はありませんが、金曜日はスイミングの後、18時から19時30分まで学習時間が続きます。

長男は可能性を狭めたくない

長男は、まだ自分で習い事を選ぶことが難しい年齢です。

本人が強く希望して始めたわけではありませんが、嫌がらずに参加しています。今の段階で可能性を狭めたくないと考え、バスケットボール、体操、サッカーを続けています。

送迎を担当して見えたのは復職後の問題

育児休暇中は、基本的に私が送迎を担当し、予定が重なるところだけ妻と分担しています。

時間を確保できる現在は、送迎そのものを大きな負担とは感じていません。月10万円を超える月謝についても、今のところ家計を圧迫している実感はありません。

それでも心配なのは、仕事に復帰した後です。

在宅勤務ができ、仕事をうまく調整できる日は私が送迎します。難しい日は妻が担当する予定です。

しかし、妻が担当する場合は、0歳の次女を連れて送迎することになります。

片道約20分の移動や、習い事が終わるまでの待ち時間に次女も付き合わなければなりません。昼寝や授乳、食事など、次女自身の生活のペースが崩れることも気になります。

習い事の送迎は、通っている子どもと親だけの問題ではありません。きょうだいにも時間の影響が及ぶことを、実際に送迎する立場になって意識するようになりました。

復職後も家族との時間を守るために決めた働き方については、「約3か月の休暇後に仕事へ復帰する前に決めたこと|家族との時間を守る5つの方針」でまとめています。

「多すぎるか」は数ではなく目的で判断する

わが家の習い事は、私自身の子ども時代と比べても多いと感じています。

ただし、数が多いという理由だけで、すぐに減らすつもりはありません。

見直すときに大切にしたいのは、次の4点です。

  • その習い事を続ける目的が明確か
  • 子ども本人に続けたい意思があるか
  • 疲れすぎていないか
  • 上達や楽しさを感じているか

長女は、現在の予定について「休みたい」と言ったことはありません。サッカーを最も楽しみ、ピアノも自分から希望して始めました。

一方で、親が目的を考えて始めさせた習い事もあります。その場合は、始めた目的を達成できたかを親が定期的に確認する必要があります。

子どもが成長し、自分の得意なことや続けたいものが明確になれば、習い事は自然に絞られていくと考えています。

最初に見直す候補はスイミング

現在、最初に見直す候補と考えているのはスイミングです。

水泳を始めた目的は、基本的な泳力を身につけることでした。その目的は、すでにほぼ達成できています。

家計が苦しいからやめるのでも、予定が多いから一律に減らすのでもありません。

始めた目的を振り返り、本人の気持ちも確認したうえで、続けるかどうかを決めたいと考えています。

子ども3人の将来の教育費については、「「子ども3人の教育費は約6,650万円|中学から私立・理系大学院まで試算」」で試算しています。将来必要になる教育費を準備しながら、現在の経験にどこまでお金と時間を使うかも、あわせて考えていきます。

まとめ

わが家では、長女と長男の習い事に月10万6,500円、年会費や合宿代などを含めると年間約140万円を支払っています。

平日はほぼ毎日送迎があり、長女のサッカーでは土日の半日も練習や試合に使います。

それでも、現時点では送迎や家計を大きな負担とは感じていません。子どもが楽しみ、可能性を広げられるのであれば、できる範囲で続けさせたいと考えています。

一方で、育児休暇が終わり仕事へ復帰すれば、今と同じように送迎できるとは限りません。妻が0歳の次女を連れて移動することになれば、次女の生活リズムにも影響します。

習い事が多すぎるかどうかは、数や金額だけでは決められません。

それぞれの習い事を始めた目的を明確にし、目的を達成できているか、本人が続けたいか、疲れずに楽しめているかを見ながら、継続と終了を決めることが大切だと感じています。

  • この記事を書いた人

みらい所長

大手メーカーに勤務する50代、3児の父。2019年からインデックス投資と高配当株を中心に資産形成を続けています。2026年には3人目の子どもの誕生を機に約2か月の育児休業を取得しました。資産形成、教育費、FIRE、家計、育児、相続など、自分で経験したことを実際の数字とともに発信しています。

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