投資・資産形成

日本高配当株22銘柄と米国高配当ETF3本を公開|税引後の年間配当は約80万円

2026年9月18日

わが家の資産形成の中心は、インデックス投資です。

一方で、将来FIREした後に生活費の一部を配当金で補いたいと考え、日本株と米国高配当ETFも保有しています。

2026年9月時点で保有しているのは、日本株22銘柄と米国高配当ETF3本です。これらの日本株と米国高配当ETFから、税引後で年間約80万円の配当を受け取っています。

日本株への投資を始めたのは2019年です。

最初に日産自動車、オリックス、三菱UFJフィナンシャル・グループの3銘柄を試しに購入しました。

当時は現在ほど投資について理解しておらず、銘柄を選んだ理由もそれぞれ異なります。

その後、日産自動車の株価が大きく下落したことをきっかけに、本やYouTubeを見て株式投資について学ぶようになりました。

2023年には勤務先の持株会を解約し、約900万円で売却。その資金を使って、日本高配当株への投資を本格化させました。

この記事では、現在保有している日本株と米国高配当ETF、投資を始めた経緯、配当金の扱い、今後の投資方針を紹介します。

※この記事は、筆者が実際に保有している株式と投資方針を紹介するものです。特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。株式投資には、株価下落、減配、元本割れなどのリスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いします。

この記事でわかること

  • 2019年に日本株投資を始めた経緯
  • 最初に購入した3銘柄と購入理由
  • 現在保有している日本株22銘柄
  • 保有している米国高配当ETF3本
  • 持株会の約900万円を日本高配当株へ移した理由
  • 高配当株を選ぶときに意識していること
  • 税引後で年間約80万円の配当金の扱い
  • NISAを使った今後の投資方針

日本株投資は2019年に3銘柄から始めた

私が日本株への投資を始めたのは2019年です。

最初に購入したのは、次の3銘柄でした。

証券コード銘柄当時の購入理由
7201日産自動車高配当株として魅力を感じた
8306三菱UFJフィナンシャル・グループ大手銀行なので簡単には倒産しないだろうと考えた
8591オリックス配当に加え、株主優待にも魅力を感じた

最初から明確な投資方針を持っていたわけではありません。

日産自動車は配当利回り、オリックスは株主優待、三菱UFJフィナンシャル・グループは大手銀行としての安心感に注目しました。

「まずは個別株を買ってみよう」という気持ちで、試しに購入した3銘柄です。

オリックスには当時、カタログギフト形式の「ふるさと優待」がありました。商品を選んで受け取れることに魅力を感じたのも、購入した理由の一つです。

なお、オリックスの株主優待制度は、2024年3月末をもって廃止されています。

この3銘柄は売却せず、現在も保有しています。

日産自動車の大幅下落をきっかけに投資を学んだ

2019年に高配当株として購入した日産自動車は、その後、株価が大きく下落しました。

現在も含み損を抱えたまま保有しており、塩漬けの状態です。

日産自動車を購入した当時は、配当利回りには注目していましたが、企業の業績や今後の配当を十分に確認できていたとはいえません。

高配当株として購入しても、配当や株価が期待どおりに推移するとは限らないことを実際に経験しました。

この大幅下落をきっかけに、本やYouTubeを見ながら株式投資について学ぶようになりました。

学ぶなかで、次のような点を意識するようになりました。

  • 配当利回りの高さだけで選ばない
  • 一つの会社へ資金を集中させない
  • 複数の企業や業種へ分散する
  • 短期的な株価の動きだけで売買しない
  • 長期的に保有できる企業を選ぶ

現在の投資方針は、最初から決まっていたものではありません。

実際に株を購入し、含み損を経験しながら少しずつ作ってきたものです。

2022年頃から米国高配当ETFも積み立て

米国高配当ETFへの投資を始めたのは、2022年頃です。

現在保有しているのは、次の3本です。

ETF正式名称主な特徴
HDViシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF配当水準が比較的高い米国株へ投資
SPYDSPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETFS&P500の高配当銘柄を中心に構成
VYMバンガード・米国高配当株式ETF米国の高配当株へ幅広く分散

購入した当時は、3本の役割を明確に分けていたわけではありません。

HDV・SPYD・VYMのどれが自分に合っているのか絞り切れず、結果として3本とも積み立てました。

その後、限られた投資資金をNISAへ優先的に回すことにしたため、現在は米国高配当ETFの積み立てを停止しています。

積み立ては停止しましたが、3本とも売却していません。

今後も配当を受け取るために、保有を続ける方針です。

2023年に日本高配当株への投資を本格化

日本高配当株への投資を本格化させたのは、2023年です。

私は2004年から2023年まで、勤務先の持株会を約19年間続けていました。

しかし、給与や賞与を受け取る会社と投資先が同じであることに、一社集中のリスクを感じるようになりました。

2023年に勤務先の株価が買値付近まで戻ったため、持株会を解約し、保有株を約900万円で売却しました。

持株会を続けた経緯や売却結果は、以下の記事で紹介しています。

関連記事:「持株会を19年間続けてやめた理由|約900万円を高配当株へ移した実体験

持株会で保有していた日本株を売却した資金だったため、売却後も日本株へ投資したいと考えました。

ただし、再び一つの会社へ集中するのではなく、複数の企業や業種へ分散することにしました。

また、将来FIREした後に、配当収入を生活費の一部へ充てたいと考えたことも、高配当株を選んだ理由です。

持株会の売却資金を中心に高配当株を購入し、その後も追加投資を続けた結果、現在は日本株を22銘柄保有しています。

なお、約900万円は持株会を売却して得た資金であり、高配当株・ETF全体の購入額ではありません。

現在の保有資産には、次の資金も含まれています。

  • 2019年に購入した日本株3銘柄
  • 2022年頃から積み立てた米国高配当ETF
  • 2023年以降に追加購入・買い増しした日本株

保有している日本株22銘柄

現在保有している日本株を、証券コード順に並べると次のとおりです。

証券コード銘柄主な業種
1605INPEXエネルギー
1928積水ハウス住宅
2914JTたばこ・食品
4503アステラス製薬医薬品
5108ブリヂストンタイヤ・ゴム
6301コマツ機械
7164全国保証信用保証
7201日産自動車自動車
7203トヨタ自動車自動車
7267本田技研工業自動車
8001伊藤忠商事総合商社
8031三井物産総合商社
8058三菱商事総合商社
8306三菱UFJフィナンシャル・グループ銀行
8316三井住友フィナンシャルグループ銀行
8591オリックス総合金融
8593三菱HCキャピタルリース・金融
8697日本取引所グループ金融・取引所
8725MS&ADインシュアランスグループホールディングス保険
8766東京海上ホールディングス保険
9432NTT通信
9433KDDI通信

この一覧は、現在の配当利回りが高い順に並べたものではありません。

購入時に配当を意識して選び、現在も保有している銘柄です。

日産自動車のように、購入後に業績や配当、株価の状況が変わった銘柄も含まれています。

配当利回りだけでは選ばない

現在は、配当利回りの数字だけで銘柄を選ばないようにしています。

基本的には、日本を代表する大企業や、各業界でトップクラスの事業基盤を持つと考えた企業が中心です。

また、一つの業種に偏らないようにしています。

  • エネルギー
  • 住宅
  • 医薬品
  • 機械
  • 商社
  • 銀行
  • 保険
  • 通信
  • 自動車
  • リース・金融

一社だけに集中していた持株会時代の経験があるため、複数の企業と業種へ分散することを重視しています。

現在のインデックス投資、高配当株、現金の配分については、以下の記事で紹介しています。

関連記事:「5人家族の資産配分|教育費とFIREに備える現金・投資の考え方

基本的に単元株で購入

日本株は、基本的に単元株で購入しています。

持株会の売却資金約900万円を、22銘柄へ均等に分けたわけではありません。

基本的に100株単位で購入したため、購入時の株価によって、銘柄ごとの投資金額には差があります。

その後、保有銘柄の株価が下がり、配当利回りが高くなったときには買い増しも行いました。

そのため、現在の保有株数や評価額は銘柄によって異なります。

ただし、株価が下がった銘柄が必ず元に戻るとは限りません。

配当利回りが高く見えても、その後に減配や無配になる可能性があります。

日産自動車での経験からも、配当利回りだけで判断しないことが重要だと感じています。

減配してもすぐには売却しない

私は、保有企業が減配したからといって、すぐには売却しません。

高配当株は、短期的な値上がり益を狙うのではなく、長期的に配当を受け取る目的で保有しているからです。

企業の業績や経済環境によっては、一時的に減配されることもあります。

そのたびに売却していると、長期保有を前提とした自分の投資方針が崩れてしまいます。

そのため、現在は基本的に売却せず、保有を続ける方針です。

日産自動車についても含み損を抱えていますが、現在のところ売却していません。

ただし、減配した企業を保有し続ければ、さらに配当が減ったり、株価が下落したりする可能性があります。

この方針が、すべての人に合うわけではありません。

税引後で年間約80万円の配当を受け取っている

現在、日本株22銘柄と米国高配当ETF3本から受け取る配当は、税引後で年間約80万円です。

月平均にすると約6万7,000円ですが、企業やETFによって配当時期が異なるため、毎月同じ金額が入るわけではありません。

また、年間約80万円は、将来も保証される金額ではありません。

企業の業績や減配、保有株数、米国高配当ETFについては為替などによっても受取額が変動します。

年間約80万円の配当は、企業の業績、増配や減配、米国高配当ETFの分配金、為替などによって変動します。今後も同じ金額が続くとは限りません。

現在の配当金は再投資として扱う

現在は、受け取った配当金を生活費には使わず、資産形成のための再投資資金として扱っています。

配当金だけを分けて、そのまま同じ銘柄へ再投資しているわけではありません。

家計の余剰資金などと合わせ、NISAや追加投資へ回すという考え方です。

保有企業には増配している会社もあり、追加投資をしなくても受取配当が増える場合があります。

増配とNISAでの追加購入を組み合わせながら、将来受け取れる配当を少しずつ増やしていく方針です。

今後はNISAで継続的に購入する

今後は、NISAの成長投資枠を利用して、日本高配当株を継続的に購入する予定です。

現在保有している22銘柄だけに限定するつもりはありません。

既存銘柄の株価が下がり、配当利回りが高くなった場合は、買い増しを検討します。

条件に合う企業があれば、新しい銘柄も投資対象に加える予定です。

年間配当を何万円まで増やすという具体的な目標は設定していません。

わが家では、教育費やFIREに備え、現金比率も高めようとしています。

配当額だけを追うのではなく、家計と資産全体のバランスを見ながら、無理のない範囲で投資を続けます。

FIRE後は配当を生活費の一部へ

現在は配当金を再投資として扱っていますが、FIRE後は生活費の一部に充てる予定です。

税引後で年間約80万円の配当が続けば、月平均では約6万7,000円に相当します。

実際には毎月均等に受け取れるわけではありませんが、給与収入がなくなった後の支えになります。

わが家がFIRE後に資産をどのような順番で使う予定なのかは、以下の記事で整理しています。

関連記事:「FIREしたら資産はどこから取り崩す?わが家の取り崩し順を整理」

FIREまでに年間配当をいくらまで増やすという計画はありません。

増配やNISAでの追加購入によって配当が増える可能性はありますが、目標額を優先して無理な投資はしない方針です。

インデックス投資と高配当株を組み合わせる

わが家の資産形成の中心は、あくまでもインデックス投資です。

高配当株だけに資産を集中させているわけではありません。

資産わが家での主な役割
現金生活防衛資金、教育費、相場下落時への備え
インデックス投資長期的な資産成長
高配当株・ETF配当収入、FIRE後の生活費の一部

インデックス投資には、幅広い企業や地域へ分散し、長期的な資産成長を目指す役割があります。

一方、高配当株には、定期的に現金を受け取る役割を持たせています。

どちらか一方だけが正解だとは考えていません。

資産を長期的に育てることと、定期的に現金を受け取ることの両方を重視した結果、インデックス投資と高配当株を組み合わせています。

まとめ|失敗を経験しながら投資方針を作ってきた

わが家では、日本株22銘柄と米国高配当ETF3本を保有しています。

今回の内容をまとめると、次のとおりです。

  • 2019年に日本株3銘柄を試しに購入した
  • 日産自動車は高配当株として購入した
  • オリックスは株主優待にも魅力を感じて購入した
  • 三菱UFJフィナンシャル・グループは、大手銀行なら簡単には倒産しないだろうと考えて購入した
  • 日産自動車の大幅下落をきっかけに、投資について学び始めた
  • 2022年頃にHDV・SPYD・VYMの積み立てを始めた
  • 2023年に持株会を約900万円で売却し、日本高配当株への投資を本格化した
  • 税引後の年間配当は約80万円
  • 現在の配当金は再投資として扱っている
  • 今後はNISAで既存銘柄と新しい銘柄への投資を続ける
  • FIRE後は配当を生活費の一部に充てる予定

現在の投資方針は、最初から完成していたわけではありません。

軽い気持ちで個別株を購入し、日産自動車の大幅下落や持株会への一社集中を経験しながら、少しずつ考え方を変えてきました。

今後も配当額だけを追わず、家計、教育費、現金比率とのバランスを確認しながら、NISAを使って無理のない範囲で投資を続ける予定です。

  • この記事を書いた人

みらい所長

大手メーカーに勤務する50代、3児の父。2019年からインデックス投資と高配当株を中心に資産形成を続けています。2026年には3人目の子どもの誕生を機に約2か月の育児休業を取得しました。資産形成、教育費、FIRE、家計、育児、相続など、自分で経験したことを実際の数字とともに発信しています。

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